陣痛の始まりや痛みの間隔とは?測定方法や出産の準備について徹底解説!

初めての出産で陣痛がくると不安になりますよね。
今回は陣痛がどのようなものなのか、また出産に向けた準備や対応についてご紹介します。

陣痛とは?

陣痛には“前駆陣痛”“本陣痛”があり、みなさんが一般的に言っている陣痛は“本陣痛”のことを指します。

 

前駆陣痛とは、不規則に起こる子宮伸縮のことで、子宮下部や子宮頸管を柔らかくする作用があります。
妊娠36週以降の臨月に入ってから前駆陣痛を経験する人が多いようです。

 

本陣痛は子宮口が広がり子宮が激しく伸縮するので、前駆陣痛とは比べものにならないような激痛を伴います。
痛みは規則的で、間隔は徐々に短くなり、痛みも増していきます。

 

前駆陣痛から本陣痛に変わるタイミングは人それぞれです。
本陣痛へすぐ変わり、間もなく出産という妊婦さんもいれば、本陣痛まで数日かかる妊婦さんもいます。

 

本陣痛が始まってから出産までの時間は個人差があり、18時間以上も痛みに耐えた妊婦さんもいれば、4時間未満で出産を終えた妊婦さんもいます。

 

第一子の場合は、陣痛から出産まで時間が長くかかることが多く、長丁場になると思っておいたほうがよいです。
夜中に陣痛がきて病院に行っても、産まれてくるのはお昼過ぎということもよくあります。

 

第一子の場合は長丁場になることを見越して、付き添いをする方は食事や飲み物などを準備していくとよいでしょう。

 

何週から産まれて大丈夫?

妊娠37週に入ると正産期といわれ、いつ赤ちゃんが生まれても良い時期に入ります。
この時期になると医者から陣痛を促すようにと無理のない程度の運動を勧められます。

 

ウォーキングやスクワット、階段昇降などは良く効く運動法ですが、その他にもゆっくり湯船につかり体を温めたり、冷えを和らげる三陰交というツボを押してみるという方法もあります。

三陰交とは内くるぶしより指4本分上がったところで、骨と筋肉の境目にあります。
この部分をグーッと押すとよいでしょう。

 

陣痛が来たときの対応とは?

陣痛が始まったら、陣痛の起きた時間、痛みの長さをメモして、陣痛間隔を確認しましょう。

スマホのアプリで陣痛の間隔をメモできるものもあるため、事前にダウンロードしておくといいかもしれませんね。
アプリでは簡単に測定してくれるため、とても便利です。

また、産まれた後に見返したときのいい思い出にもなります。


陣痛は最初は不規則ですが、徐々に規則的になり、30分間隔、20分間隔と短くなっています。
間隔が10分になったら病院へ電話して指示を受けます。
(事前に何分間隔になったら電話していいか確認しておきましょう。)

 

出産までの流れは人それぞれで、決まった手順通りに進むとは限りません。
初産の場合はお腹が少し痛くなっただけで不安に感じるものです。

10分間隔になったら病院に電話するということはわかっていても、前駆陣痛なのか本陣痛なのか、痛みは本当に陣痛からくるものなのか、赤ちゃんは今の状態で大丈夫なのかと、いざとなればわからないことだらけになります。

そんなときは痛みの間隔など気にせず、とりえあえず病院に電話してみましょう。

状況によっては10分間隔でなくても来院を指示されたり、まだ自宅待機のときはその後の対処法を伝えてくれます。

 

病院に向かうときは、入院に備えて準備していた持ち物を持って行きましょう。

持ち物は病院などから説明があるため、それを参考にするとよいです。
その他入院に必要な着替えや衛生用品、退院時に必要な物は後から家族に持ってきてもらっても大丈夫です。

 

陣痛の事前準備とは?

陣痛は必ずしも夜中や自宅で来るとは限りません。

陣痛が出先で起きた場合のことを考え、臨月に外出の際は最低限必要な母子手帳、健康保険証、印鑑などは必ず携帯しましょう。

 

最近では、陣痛が来た妊婦さんを病院まで送ってくれる陣痛タクシーもあります。

事前にタクシー会社へ登録しとくことで、陣痛時にくてくれるため登録しておくと良いでしょう。

また、自分で車を運転して行くのは危険ですので控えたほうがよいです。

 

病院についたらどうする?

病院についてからの対応は、どのくらい陣痛が進んでいるかによって変わってきます。


出産までまだ時間がかかりそうと診察されれば、産前用の部屋もしくは陣痛室へ通されることが多いでしょう。
病院によって対応は様々ですが、受付からすぐ分娩室に入り、数時間後には出産という妊婦さんもいます。

陣痛が進んで産まれそうになったら分娩室に移動となります。

 

陣痛間隔が短くならなかったり、破水のため出産を急がなければいけない場合は陣痛促進剤を投与するなどの処置も行われます。

陣痛が進み破水が起きたら、ついに出産となります。

 

まとめ

初めての出産のときは不安だらけだと思います。

陣痛など初めて経験することばかりなので、不安なことがあれば病院に連絡したりしましょう。

無理に我慢せず、相談をすることで気持ちに楽になるため、遠慮せずに病院に電話するとよいですね。

 

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